Pilopapposの丘から見たパルテノン神殿です。この時間でまだ朝の7:30くらいだと思います。ホテルに行ったら部屋は取れたのですが,チェックインができず,荷物だけ置いて歩いてきました。昨日から夜行でほとんど寝てないのできつかったですが,すばらしい景色に眠気も吹っ飛びましたよ。




パルテノン神殿には開門と同時に入ったのですが,軍隊の若者が駆け足で丘を登っていき,神殿の近くに旗を立て,国家を斉唱しました。なんだか感激してしまいました。この国は今回の私の旅の最終目的地なので,もうすぐひと段落着くなぁ・・・といった気持ちがそうさせたのかもしれません。




ちょうどパルテノンの上から朝日が昇ってくるところ。たまには工夫して写真を撮ってみました。




パルテノン神殿全体です。大きいですね〜。今現在,紀元前の面影を取り戻そうと,完全修復がなされているらしいです。それもいいですが,やはりこうして,あちこち壊れた建物から昔の人々の生活を想像するのもなかなか粋なものではないかと思うのですが・・・




いまいちな写真と言わないでください!この写真は,私が泊まったホテルの窓から撮ったものです。私の部屋は最上階にありました。よってこうして住宅などの建物が密集しているところでもパルテノンが拝むことができました。実は・・・夜の景色がすばらしかったんです。パルテノンは夜ライトアップされるのですが,それをここから独り占めでした。写真は残念ながらフラッシュが弱く撮ることができませんでしたが,瞳がカメラになって,今も心の中に保存されています。




ここは,アゴラ(広場の意)です。パルテノンを見上げるところにあります。全ての行政,生活の中心でした。しかし,どうでもいいですが,暑かったですよ。35度以上はありましたね。しかも,ついたその日なので,ほとんど寝ていませんでした。




すばらしき,エーゲ海!!とうとう私の今回の旅の最終目的地に到着しました!ここはアテネからバスで1時間ほどにある,スニオン岬。スペインから始まったこの旅,ヨーロッパの最西端ポルトガルのロカ岬にいき,事実上そこからのスタートとなり,そして,陸路だけを使って,ギリシアのスニオン岬に到着。陸路だけというのが今回の旅のテーマでした。陸路だけで行くと,どうしても東欧を通らないとギリシアにはいけない。そのルーマニアや,ブルガリア,ハンガリーなど歴史上で苦労している国を見てみたかったというのが私の想いでした。それが達成されてすごくうれしかったのを覚えています。




ポセイドン神殿が見えますね。この写真がまさにスニオン岬を示しています。何度も書きますがすばらしい景色です。今までの旅の思い出とともに眺めた景色です。




ポセイドン神殿のアップです。ところで,この後近くのレストランで,食事にしました。ビールも引っ掛けていい気分でバスでアテネに戻りました。




さて,アテネを離れて,ギリシアの歴史ある海の玄関口パトラから,イタリアのブリンディジに向かいました。その日,この写真はパトラを離れて30分も経っていません。たまたまベンチで一緒になったハンガリーで学校の先生をしている人(私と同じくらいの年齢の人)といろいろと話をして,写真も撮ってもらいました。その人は夫婦で旅行をしていて,英語が少しできるので私と話をしたのですが,奥さんはまったくできなかったです。




なかなかギリシアを離れていく感じがよかったですよ。暮れゆく時の中遠くにギリシアの地を見る。そして,イタリアへ・・・かっこつけてる暇はありませんでした。実は私はこの船でデッキしか取っていませんでした。それだと,ユーレイルパス保持者は無料なんです。ケチったがために・・・一晩をデッキで過ごすのは予想以上に大変でした。




ああ・・・日が暮れていく・・・とにかく,このときはまだ事の重大さにはまったく気づいていませんでした。これから3時間位して悲惨なのを感じます。ほかのデッキのみの連中はみんな寝袋などを持ってきたりと,用意がいい。私は当然そんなものはありません。よって,ベンチに荷物を置いて仕方なく座っていました。しかも,初めに占領したベンチは少し目を離した隙にほかの人に取られて,結局手すり沿いのベンチに移動する羽目に。一晩中眠れませんでした。しかし,そのぶん夜暗闇の中波の音を聞きながらのんびりと時を過ごすのも悪くなかったと思います。翌朝,東西南北,海の景色の中で夜が明けてくるのもよかったし,イタリア半島が見えたときは感動でした(写真はイタリアの項目にあります)。





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